会社に寄りかからず生きていく力が欲しく堅実なメーカーから転職したプランナーが得たものとは?

鈴木康太 KOUTA SUZUKI

2013年中途入社 城東支局チーフプランナー

趣味は読書とお酒

会社に寄りかからず生きていく力が欲しい

安定した企業に入りさえすれば安心だと思っていた。景気が悪くなっても大きな企業に入れば、自分の人生は保証されると信じていた。

希望通り、堅実な電力設備のメーカーで社会人としてのスタートをきることができ、毎日大した不満も無く、既存のお客様に営業を行う日々を続けていた。しかし、東日本大震災をきっかけに仕事に対する価値観が180度変わった。

天災は生活を一瞬にして変える。人生や会社はいつ何がどうなるか分からない。

そう思って周りを見渡すと、自分の置かれている状況が全く違って見えた。働き続ければ昇進を約束する年功序列システムは、成長意欲の鈍化に繋がるのではないか。会社のネームバリューで仕事が来ているだけで、実力が育っていると勘違いしていないだろうか。楽だと思っていた前年の踏襲は、創り出す力や思考力を鍛える場を奪っているのではないか。

もちろん前職にも尊敬すべき優秀な先輩はいた。しかし、彼らは20歳以上年上なのだ。大企業の人員削減や倒産など何が起こるか分からない現在、会社にぶらさがって生きていくことこそ最もリスキーで割に合わないという危機感を覚えた。『会社』という後ろ盾がなくても充分に生きていける力を身につけなければいけないと思ったのだ。

しかし、「こんな仕事をやりたい」という具体的なビジョンは無かった。土日は昼間からビールを飲み、夕方にヤバイと思って自己啓発本を読んでその気になるが、行動しない。どんな仕事をすれば自立できるスキルを得られるのか見当もつかなかった。にも関わらず、偶然にもぱどという会社にたどり着くことができたのは本当にラッキーとしか言いようがない。

ぱどは、成長できる会社だったのだ。

ぱどで成長できる理由

ぱどのプランナーの特徴は「営業」「企画・提案」「広告制作」の全てを行うことにある。

担当エリアで街情報の発見、アプローチ、集客や販促に関する課題や目指す方向のヒアリング、広告戦略のプランニングと提案、誌面特集の企画、原稿作成、広告効果の分析。

この多岐に渡る業務を一人で担当できることが成長に非常に役立つ。

まず、最初から最後まで自分が担当できることによって、幅広いスキルが身につくことは容易に想像できる。クライアントが抱える悩みを顕在化させるヒアリング力や、明るい見通しを立てる問題解決力、相手を動かす営業力や、響く原稿をつくる伝える力などは、時代が変わっても求められる能力だと思う。

上記に加え、更に成長を加速させる理由が「責任感」だ。

自分が担当者という意識は責任感に繋がる。責任を持って判断を下すことは、他人の指示で動く場合に比べ、本気度と経験値に大きく差が出る。責任感を伴う本番の繰り返しが真の成長に繋がる。

そして責任があるからこそ、広い裁量もある。このお店が大好きだから載せたいと思えば、特集企画を組んで紹介することもできるし、新人であっても企画提案ができる環境がある。実際に自分は1年目から、「駅から徒歩10分圏内の店を紹介する地域特集」を行うチャンスを得た。クライアントや自分の想いがカタチになるのは本当に嬉しい。その醍醐味を直に味わえるのもプランナーの担当領域の広さにある。

また、向き合う相手は地域で奮闘する経営者ばかり。経営感覚の鋭い優秀な人たちと仕事を共にできることもプランナーの成長機会を支える重要な要素だ。

こうした圧倒的成長を得られる分、もちろん仕事は楽ではない。

自分も転職したばかりの新人時代は苦労の連続だった。

叩き込まれた営業の基本

仕事は訪問のアポイントをとることから始まる。事務所では1日何件電話しようと決めて連絡を繰り返し、外に出れば名刺を置いて話を聞いてもらえそうな店舗を見つける。

新規開拓営業に苦手意識を持つ人もいると思うが、諦めずにチャレンジし続ければアポイントを取ることはそれほど難しくない。

自分が躓いたのは店舗でのヒアリングだ。初めて訪問した時は、何も聞いてもらえずに終わってしまった。広告枠について説明しようとしても「予算が無いから」「他社さんとの付き合いがあるから」「忙しいから」と断られてしまう。

そんな状況を打開してくれたのが当時の上長だった。私に現場感を教えてくれた熱い人である。中々契約に繋がらないと相談すると、週5日全て同行してくれたり、提案書の改善にじっくりと付き合ってくれたりした。「寒い寒い」と言い合いながら、雪の日もお客様のところに一緒に歩いて行ってくれたことは今でも忘れられない。上長からは、「相手が何を必要として、何に困っているかを引き出すことが最も大切」という営業の基本を叩き込まれた。成長したいならとにかくヒアリング。ぱどで成長する下地をつくってくれた恩人だ。

広告を売るという姿勢から、相手の力になるという姿勢になると、話を聞く真剣度合いも変わる。その熱意はクライアントに伝わり、「どれだけ本気で仕事をして、どんな想いで社員たちを守っているか」と語ってくれるようになった。その本気の人生に自分も食い込んでいけることが刺激的でとてつもなく楽しい。

初めて掲載した広告は今でも鮮明に覚えている。レコード店の文字広告。たった3行ほどで、広告費も高くない。それでも、アポとりから始まり、深い関係性を構築し、何度も推敲を重ねた原稿がやっと誌面に掲載されたのを見た時は本当に感動した。練り込んだおかげで反響も大きく、その後も継続していただいた大切なお客様である。

そのうちでは遅い

ぱどに転職して6年が経つが、慣れたことはない。「反響あったよ!」「良かった!」と喜ぶクライアントの言葉が今もダイレクトに響く。悩んでいた頃の前職の自分に言いたいのは次の一言だけ。

「一歩踏み出してみなよ」

前の会社は給与も待遇も良かった。でも、それらのメリットを捨ててでも「成長」や「今日もよく頑張った!」というエネルギーを感じる毎日を送りたかった。

勇気を出して一歩を踏み出した今、不安や危機感、自分はもっとできるのでは?という気持ちを持て余していた自分はもういない。現在は後輩の指導育成に力を注ぐことで、更なる成長の機会を手にしている。ぱどでの成長はとどまるところを知らない。

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